アンチエイジングに興味ある人が気を付けていること、2位は食べる量、1位は?

アンチエイジングに興味ある人が気を付けていること、2位は食べる量、1位は?

AGE測定推進協会がまとめた「アンチエイジング(老化防止)」をテーマにしたアンケート調査の結果によると、女性は全般的にアンチエイジングに興味があるが、特に30歳代女性は関心が高い。また8割の回答者は、自身が「実年齢またはそれ以下に見える」と思っている。

 20歳代―60歳代の男女500人に、アンチエイジングに興味を持っているか尋ねたところ、58.2%が「興味がある」と答えた。女性は71.2%が興味を持っており、30歳代(80.0%)の関心度が最も高い。一方男性で興味がある人は45.2%で、最も関心度が高い年代は50歳代(64.0%)だった。

 アンチエイジングに興味を持っている人が実践している対策は、「睡眠をしっかりとる」(66.3%)が最も多く、次いで「食べる量に気をつける」(59.1%)、「趣味などを楽しみ、内面で若さを保つ」(58.1%)と続いた。

 老化の原因物質とされる「AGE(終末糖化産物)」を溜めないために重要な「食材や調理方法に気をつける」(56.1%)と「食べる順番に気をつける」(43.3%)はそれぞれ6位、10位と低く、食事面の対策は十分に行われていないようだ。

 毎日の食生活に関して聞いてみると、AGEを溜めやすい食行動10項目のうち9項目において、ひとり暮らしの方が同居家族がある人より「当てはまる」と答えた割合が高かった。たとえば、「野菜をあまり食べない」はひとり暮らしが同居家族有りを21.1ポイント上回り、「丼もの、麺類をよく食べる」は14.4ポイント高かった。「朝食をほとんどとらない」は14.2ポイント、「揚げ物や脂っこいものが好き」は13.0ポイント、「インスタント食品をよく食べる」では10.3ポイントの開きがあった。

 最後に自分の「見た目年齢」について聞いたところ、「実年齢より老けてみられている」と答えた人はわずか9.0%にとどまった。「ほぼ実年齢通り」は44.4%で、37.2%が「実年齢より若く見られている」と思っている。

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