【秋の夜長をローストレスレシピで遊ぶ4】
動物性のω3系必須脂肪酸、EPA、DHA。
植物性のリノール酸やリノレン酸と比較して吸収率が良いって、昨日書きました。
実は人間は進化の過程で、植物から栄養素を摂る力を一部手放して草食動物に依存しています。
人間を含む肉食や雑食動物の小腸は体長4~5倍位ですが、草食の馬さんやウサギさんは10倍、でっかい牛さんは20倍になるそうです。
特に牛さんに代表される反芻動物には、人間の胃袋にあたるものが4つ有って、咀嚼して飲み込んで、胃袋でこねて、口に戻して咀嚼して、胃袋でこねてを4回。
それだけ植物から栄養素を取り込むには、手間と時間が必要ってことです。
その手間と時間を、植物から栄養素を取り入れるが得意な動物さんにお任せして、彼らの体の中で我々が吸収しやすい形にしてくれたものを頂く。
そんな流れに乗っているのがリノール酸やリノレン酸で、青魚や牧草牛の体の中で作り変えられたものがEPAやDHAと言う訳です。
今回は、戻り鰹が食物連鎖のバトンを受け取って、豊富に身に付けた秋の栄養素を瓶詰のコラボソースで楽しみます。
「戻鰹の爽やかなめ茸ソース」
材料 2~3人分
鰹刺身冊 1本(今回はサッパリめの背)
三つ葉 2~3株
なめ茸 大さじ2~3
桃屋きざみしょうが ティースプーン1~2
薄口醬油 大さじ1~2
キュウリ 1本
鰹が入っていたトレーを軽く洗って、そこに薄口醤油。
鰹を流水で手早く洗って汚れを落とし、水気をきれいに拭き取ったらキッチンペーパーで巻いて薄口醤油をしみ込ませて冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。
キッチンペーパーにしみ込ませることで、少量の薄口醤油で全体にまんべんなく馴染ませられます。
ボールで、1センチくらいに切った三つ葉、なめ茸、きざみしょうがを混ぜてソース完成。
薄口醤油が馴染んだ鰹を厚めの刺身サイズに切って、お好みでバーナーで炙ります(勿論生のままでもOK)。
バーナーで炙って焦げ目をつけると、香ばしい香りが立って、その上焦げ目にソースがしみ込んで味の馴染みが良くなります。
縦半分の斜め薄切りにしたキュウリと盛り付けたら完成です。
なめ茸の甘辛さに、きざみしょうがと三つ葉の爽やかさが良い感じで鰹を盛り立ててくれます。
日本酒に、白ワインに、御飯にgood。
もう一品欲しい方は、御飯にも一工夫と言うことで
「大葉で爽やかシラス蟹飯」なんて如何でしょうか。
レシピはこちらから。
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MCA代表
プライマルコーチ
AGEレスフードコーディネーター
日本臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー
シナプソロジー普及員
三吉健心
人を大切に、食とコミュニケーションで心と体を整える「チームMCA」
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