【プライマルダイエット準備での拾い物2】
前回に引き続き「プリン体や尿酸の正体を暴く」で行きます。
この情報も「プライマル」、御先祖様が400万年間通ってきた道筋をたどって教えて頂いたことです。
こちらでお伝えするのは、御先祖様の御飯の変化と、厳しい環境変化に適応して生き残るために、体がこんな風に変わってきたよってお話です。
諸説あり、アプローチの仕方で見え方が違いますので情報として受け止めて頂いて、必要な時に御活用下さい。
先ずは、プリン体は遺伝子を作るための大事な材料で、細胞の構成や細胞間の情報交換には必須。
プリン体から出来る尿酸は、ビタミンC以上の抗酸化物質だってご存じでした?
その役割分担の比率は尿酸50~60% ビタミンC10~20% 残りがその他。
尿酸が無かったら体中があっと言う間に酸化してボロボロ(^^;)
両方とも体にはなくてはならない大切なものだって分かって頂けました?
一方、プリン体の代謝物である尿酸が結晶化して、関節や周辺組織に癒着して炎症や痛みを発するのが痛風。
だからプリン体や尿酸は悪者、痛風になったら食べちゃダメが常識になっていますが。
勿論なんでも食べ過ぎは良くないのですが、実は・・・(*^_^*)
尿酸は体の中でも作られていて、食べ物から入ってくる量と比較すると・・・。
体内工場生産80~90%
食べ物由来10~20%
凄い比率でしょ。
それだけ大切なものだと言うことなんです。
乱暴に聞こえるかも知れませんが、プリン体を食べる量で尿酸値を調整しようと頑張っても得られる成果は・・・(^-^;
実は大昔、体内でプリン体から尿酸が沢山作られても、分解する酵素を持っていて適量を保てていました。
なのにある時、人類に近い霊長類だけが尿酸の分解酵素を捨てたんです。
ついでに、ビタミンCを体の中で作るのもやめちゃった、これも霊長類だけ。
なんで御先祖様の遺伝子はそんなことをしたのか。
その訳は・・・霊長類は木登りが得意だったから。
木の上で生活をしていた御先祖様には、競争相手も敵も少なくて山ほど新鮮な果物を食べられた。
だからビタミンCも豊富に入ってきて、自分で作るエネルギーと機能を他に使うために生産停止。
感の良い方は御気付きだと思いますが、同じ抗酸化の御仕事をしている尿酸の分解酵素を、痛風のリスクを負ってまで捨てちゃったのか。
ビタミンCを作らなくていい位なら、同じ抗酸化物質の尿酸だって分解してもいいじゃんって思いますよね。
そこが環境変化も考えて結論を出した遺伝子の凄さ(^_-)-☆
続きは次回に。




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MCA代表
プライマルコーチ
プライマルダイエットインストラクター
AGEレスフードコーディネーター
日本臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー
シナプソロジー普及員
三吉健心
人を大切に、食とコミュニケーションで心と体を整える「チームMCA」
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