【プロテイン素材で遊ぶ2】

【プロテイン素材で遊ぶ2】

三大栄養素、P=protein(タンパク質)、F=fat(脂質)、C=carbohydrate(炭水化物)。
そのうちのPをフューチャーしてしばらく遊びます。

その前にタンパク質の役割と特性を少しだけ。

御存知の通りタンパク質は、脂質と共に体中の組織を作る部品であると同時に体を動かすエネルギーの役割を果たす重要な栄養素・・・。

我々人類は400~250万年前に樹上から降りて、他の御猿さん達と分岐して地上生活を始めます。
それから40万年前頃までのナガ~イ期間、草食動物の脂を主な御馳走として生きてきました。

身体が小さくて力の弱い御先祖様ですが、頭は良かったので道具が使えた。
それで肉食獣の食べ残しから硬い骨に守られ、ほとんどが脂質で出来ている骨髄や脳を、骨を割って食べていました。
脂質が入った骨で作った缶詰状態、なので栄養価も高く保存性も凄く良い。

時々蜂蜜やフルーツをつまみ食いしながら、脂質をガッツリ食べて250万年以上。

炭水化物の供給元は、小さくて、硬くて、生では食べられない「穀物」。
農耕が確立される10000年前以前は貴重品。

そんな歴史があるために遺伝子的にタンパク質への馴染みが少ない。(実は炭水化物への馴染はもっと・・・)
肉食獣みたいにガシガシお肉を食べて、必要な栄養とエネルギー確保完了って訳にはいかない。

摂取量に限界が有る上に、体内に備蓄出来ないので毎日地道に食べる必要性が有るタンパク質。
一日に体重の1/1000は必須で、60キロの人なら生活習慣や運動量によって一日60g~80g、高負荷の運動をしている人で100g位が限界。
一回の摂取量も個人差が有りますが20~40g位の説が多数派です。

そんな訳で御先祖様たちは、せっせと脂質を食べて生きてきたと言うのが分析技術の進化で明確になってきたこと。

その頃のPFCバランスは

Pは上記のように限界量があるので変わらずに2
Fがなんと6~7
すごい割合だと思いませんか?
現代食では6割が推奨されているC=炭水化物の割合は1~2。

食材ごとのタンパク質含有量もそれぞれですので、その辺りや先祖返りのPFCバランスもサラッと御案内しながらレシピを御紹介しますね。

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MCA代表
プライマルコーチ
AGEレスフードコーディネーター
日本臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー
シナプソロジー普及員
三吉健心

人を大切に、食とコミュニケーションで心と体を整える「チームMCA」

 

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