【プロテイン素材で遊ぶ番外その1『便利なエネルギー源と人類の適合』】

【プロテイン素材で遊ぶ番外その1『便利なエネルギー源と人類の適合』】

穀物が主食になって、大量に食べ始めたのはつい最近・・・ってお話は4月24日の記事に書かせて頂きました。

400万年前(700万年前と言う説も)から250年前にかけて木の上で生活していたおサルさんが人類の御先祖様として地上で生活を始めて、長い間狩りをしてお肉、特に脂質がメインの食生活。
農耕技術が完成して穀物を思い切り食べられるようになったのは1万年前頃から。

人類史的には1%にも満たない穀物食の歴史ですが、技術が出来上がると大量に手に入るようになり、更なる増産と安定供給を目指して、土壌環境、温度管理、生き物による被害対策、肥料など技術の進化は多岐にわたります。

沢山流通するとコストが下がって、色々な工夫が出来て、パンになったり、パスタになったり、スナック菓子になったり、食品加工に便利な増粘剤になったり、ソースやドレッシングのトロミ付に使われたり、オイルになったり。

保存や加工上の貢献度はスゴーク高くて、大量生産、大量消費の現代社会には欠かせない素材になっています。

そんな技術革新恩恵の一つとして、たわわに実った穀物たちに救われた時代や国って少なくないし、各国で色々な食文化を作ってくれているのも事実ですよね。
なのですが、お付き合いが短すぎて遺伝子的に追いついていない現実も・・・。

品種改良や遺伝子組み換えも加わり、遺伝子たちは混乱して目を回しているようです。

グルテンフリーって用語を聞いたことがあると思います。
グルテンを避けましょうねって言う食事法。
グルテンは小麦に多く含まれているタンパク質ですが、同じ仲間でレクチンと呼ばれる形では穀物や豆類、その他多くの植物に含まれています。

身体の大きな、植物への消化機能を持つ動物(草食動物、反芻動物)への影響は無いのですが、元々は昆虫たちに食べられないように備わっている武器のような物なので、人には体質によっては症状が出ます。

グルテンもレクチンもタンパク質ですから、アミノ酸にまで分解できれば問題は無いのですが・・・、人間は体が大きくてもグルテンの類に出会ったのが1万年前というつい最近の出来事で上手に分解出来ません。

上手に分解できない、その状態に名前が付いたのが「グルテン不耐症」。
それが原因で症状が出ると「セリアック病」という病名が付きます。
症状が出ると治療が始まりますが、根治に至る道筋は「グルテンフリー」しか無いそうです。

症状が出る出ない、出方の程度は、遺伝子や生活習慣、食習慣などで個人差は有ります。

グルテンはセリアック以外にも、糖尿、高血圧、癌、自己免疫疾患等にも直結しているので注意したいですね。

但し、神経質になりすぎないように、MCA流7割理論で(^_-)-☆

食と遺伝子のミスマッチに関しては以下の書籍に分かりやすく書かれています。
御興味の有る方には御一読を御勧めします(^_-)-☆

枡田浩二著

「30代からの女性のワガママを叶える Primal Diet」
(Primalは大元のとか最初のとか原始みたいな意味です)

 

https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC-%E6%9E%A1%E7%94%B0%E6%B5%A9%E4%BA%8C/s?rh=n%3A465392%2Cp_27%3A%E6%9E%A1%E7%94%B0%E6%B5%A9%E4%BA%8C&fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTAAAR1JUdW489yaSgu0XF7zfEXvzrK5WBcTZBl0oECYWS2rizmS6m6WaOSGlPM_aem_Af7zilGuneJO29buqxqHInk-PTIAifd7n6M6x1Vd_IAI4rfgMsTn9ljk_7DQOfts5bSGf-f0U3Nt1fmWNSakrey

 

#MCA #AGE #AGEレス #簡単料理 #料理教室 #プライマル #ケトジェニック #ファスティング #三大栄養素 #PFCバランス #プロテイン #タンパク質 #グルテンフリー #グルテン不耐性、#セリアック病 #穀物

MCA代表
プライマルコーチ
AGEレスフードコーディネーター
日本臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー
シナプソロジー普及員
三吉健心

人を大切に、食とコミュニケーションで心と体を整える「チームMCA」

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です