【プロテイン素材で遊ぶ 番外その3 大切なプロテインと脂質】

【プロテイン素材で遊ぶ 番外その3 大切なプロテインと脂質】

前回、5月10日金曜日の記事内で
「脂質に関しての研究は各所で進んでいて、考え方に変化が出始めています」って書きました。
トップアスリートの中にも
「積極的に、選択的に上質で適切な脂質を取り入れる選手が出てきています」って。

なぜなら、脂質もプロテイン=タンパク質と同様に体を組み立てるための大切な部品だから。
脳の60%は脂質で構成されているのは随分と有名になってきました。
身体自体が60兆個とか37兆個(要するに沢山(^_-)-☆)と言われている細胞の積み重ねで出来ています。

その細胞の膜は脂質で出来ています。

イメージして頂きたいのですが、膜の内部にある部品に多少トラブルが有っても修理できますが、包んでいる膜が破れたら中身が全部漏れ出てしまいますよね。
レジ袋の中で、多少パンがつぶれても、キュウリが傷ついても後でなんとか出来るけど、袋が破れたら・・・(^^;)

買い物の帰りに袋が破れて途方に暮れたって言う経験をした方も少なくないのでは。

最近のキュウリやニラが古くなると溶けるのも(若い方には当たり前かも知れませんが、以前は溶けずに萎れていたんですよ)、過保護に育てられて、細部膜が弱くなっていて破れちゃうから。
膜って大事でしょ。

脳の60%、全身を組み立てている細胞の膜が脂質。

そんな脂質の個性を理解して、良質なものを、適性に使うって凄く大切なんです。
色々な個性が有って、その個性を決める仕組みが有って、個性によって望ましい使い方が有って・・・。

長くなりすぎてそれらの全てをここでは紹介出来ませんが、毎日簡単に心掛けられるワンポイントを御紹介しておきます。
サラサラの液状の油は生で「香り」や「照り」を楽しむ。
サラダのドレッシングに使ったり、中華料理やイタリアンの仕上げに火を止めてから香り付や照り出しに使うのが御勧め。

加熱調理には、低温で固まるバターやココナッツオイルが御勧め。
その訳は「酸化」への耐久性。
酸化物質は体内の炎症や劣化に繋がりますので、毎日の小さな積み重ねが大切です。
特にココナッツオイルの酸化への耐久性は抜群。
香りを抜いたココナツオイルも有りますので、是非使ってみて下さい。
料理の仕上がりと、使い続けることでの体調の変化を感じると思います。

何故酸化への耐久性に差が有るか、使い分ける意味、メリット等の具体的な御説明するには、膨大な文字数が必要ですのでここではやめておきますね。

#MCA #AGE #AGEレス #簡単料理 #料理教室 #プライマル #ケトジェニック #三大栄養素 #PFCバランス #プロテイン #タンパク質 #グルテンフリー
#脂質 #酸化

MCA代表
プライマルコーチ
AGEレスフードコーディネーター
日本臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー
シナプソロジー普及員
三吉健心

人を大切に、食とコミュニケーションで心と体を整える「チームMCA」

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です